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オレンズネロ0.3

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 近くの文房具屋さんに入荷していたので、つい購入してしまいました。
オークションやAmazonでは定価以上の値段が付いていますが、2割引ですのでかなり安いです。

 芯が出続ける機構はあまり自分にとって意味がなさそうですが、
仕組みが気になるのと、「ぺんてるの粋」を集めたとのことなので、手に持ったバランスや質感を確かめてみたかったのもあります。
0.3なのは、これ以上細くする必要がないから。むしろ、自分は0.7が欲しい。

 さて、芯が出続ける機構ですが、口金の先端が紙にぶつかると引っ込み、ペンが宙に浮いたときに引っ込んだ分だけ、芯を押し出すという機構のようです。確かに、大量筆記する学生さんには、ピッタリの機構。これは便利だと素直に思います。
万年筆の筆記に慣れているため、ペン先を倒して筆圧が低いのもあるかもしれませんが、紙によっては引っ掛かりを感じます。立てて書いたり、筆圧を強くしたり、芯をBに替えたところ改善したので、私には慣れが必要なようです。
※下敷きを引くなど、硬い平面の上だと気持ちよく書けるようになりました。環境を選ぶシャープペンです。


また、クルトガやらデルガードやらのギミックを備えたシャーペンが500円以下で手に入る中、この機構で3000円というと、少し高いかなと思わなくもありません。

 書き心地、質感ですが、なるほど金属でもなく、プラスチックでもなく絶妙な重さとバランスです。持った時の高級感もあります。
さすが、スマッシュやグラフシリーズを作ってきたぺんてるです。
書き心地もスマッシュの書き心地と似ているものがあります。グリップのザラザラも金属の様に硬くもなく、ゴムのように劣化を気にすることもなく、ずっと握っていたくなるような気持ち良い感触。

 外箱が案外シンプルで、人によってはがっかりかもしれませんが、デザインがよく、コストをシャープペンにかけていると考えれば、逆に好感が持てました。


ということで、
試し書きをして、満足してしまったので、早速定価で手放しました。

 理由①芯が出続ける機構を使わない環境。
   ②ギミックが予想していたよりも地味
   ③国産なら1500円程度の質感だと思う(※国産の300円から1000円くらいのシャープペンシルが優秀過ぎるのもある。)
   ④ロットリング800の方がデザインも、ギミックも、質感も上。

あくまでボールペン主体の大人から見た感想であり、シャープペンシルを多用する人にとっては正しく神シャーペンでしょう。



by suleymaniyejamy78 | 2018-01-10 10:42 | シャープペンシル | Comments(0)