人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ペンクリについて

各メーカーや文房具店でペンクリニックが不定期に無償で行われています。
大変ありがたいイベントで、基本的に2本くらいまでならメーカー関係なく診てもらえます。

何度か参加していますが、素人視点から気を付けることを3点ほど。

①書き味の判断は自分
 いくら高名な先生に診てもらっても、使うのは自分で、万人に合う調整は存在しません。ペン先はデリケートですので、ペンクリに出す場合は、しっかりと書き味を試して、納得してから席を立つようにした方がいいです。
 特に、紙によって書き味は変わりますので、普段の紙を持っていき、書き味を確認した方が、後で困ることもありません。しっかり伝えさえすれば、こちらの要望通り、数秒でペン先を調整してもらえます。

②ペンクリ開催のお店、ペンドクターの先生には感謝の意を
 無料とはいえ、メーカー協賛以外のものは、お店がいくらか費用を出してペンクリを開いてくれています。無理に購入する必要はないですが、できれば何かを購入するなり貢献するのが個人的に筋かなと思います。自分で調整に出せば、1本3000円ほどするのですから。少なくとも感謝の意を持ちましょう。お店がなくなれば、ペンクリの機会も無くなります。

③「シーザーのものはシーザーへ」?
 これは、考えの分かれるところですが、メーカーによって万年筆のペン先の思想は明確に異なります。メーカーの違うペンクリに出すと、思想が変わってしまいます。やはりできるだけ、ドクターのメーカーのものを出した方が、お互いにとってプラスかなと思います。メーカーをまたいでペンクリに出すこともありますが、自分の場合外国産のものが多いです。「シーザーのものはシーザーへ」です。






by suleymaniyejamy78 | 2015-12-07 11:24 | 万年筆 | Comments(0)