2015年 12月 22日
セーラー万年筆のニブの柔らかさとは。
毎回言っていることが違うように見えるかもしれませんが、ベクトルが違うだけで、どのメーカーも素晴らしいのです。
その中でも、セーラーのニブはやはり好み。(プロギアM、プロフィットM長刀所有)
セーラーのニブは、硬くてしならない。
でも、ペンをタッチした時の不思議な柔らかさがある。
セーラーの柔らかいというのは、そういうこと。
(しなるのがいいなら、パイロットかプラチナのソフトニブだ。)
この特性は、ペリカンと良く似ているのだけど、似ているようでわずかに違う。
ペリカンはフワフワ快楽を追求できて、多分アルファベットならそのまま気持ちよく書いていけるが、日本語の場合だと、小回りが利きにくく、コントロールが難しい。
かたやセーラーは、先っぽが柔らかいのだけど、ペン先の硬さがしっかりと軸を持っていて、ふわふわとした気持ち良さの中にも、小回りが利く感じ。21金だけでなく、14金も同じような性質。
どちらも好きなのだけど、仕事で使うならセーラーを選ぶかな。
日本語が書きやすい。
多分、フローの良い長刀も、その柔らかさをまだまだ隠し持っていると思うので、
またペンクリにでも出しに行って、パワーアップさせてみたい。